【信仰者にオススメ】オリラジの中田敦彦さんに学ぶ、難しいことを分かりやすく伝える3つの方法

教会のひと
信仰している教えをみんなに伝えたいたいんだけど、「聖書」や「経典」の内容ってなんか説明するの難しいんだよね。
まきのり
それ、オリラジの中田敦彦さんから学んでみませんか。

先日ぼくは、中田敦彦さんの「YouTube大学」で中国の古典『貞観政要』の紹介動画を見ていました。
それがもうたまげるくらい凄かったです。

詳しい内容を知りたい方は、上の動画をご覧ください。
また以前僕もブログに『貞観政要』を取り上げて解説していますので、よければご覧ください。

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中田さんのYouTube。
よくもまぁここまで分かりやすく、かつ面白く説明できるなと思いました。

紹介している『貞観政要』って本のタイトルを聞くと、もうそれだけで「なんか難しそうで読む気がなくなる」という方も多いのではないでしょうか。

しかし中田さんの動画なら、誰しもが楽しんで学べるなと思える。そんな内容でした。

すっごい満足して見終わった後で、僕は気がつきました。

まきのり
ん、これって信仰を伝える人が参考にするべきことが満載なんじゃない?

多くの宗教は教えが始まってから、すでに数100年という年限がたっており、はじめにかかれた『聖書』や『経典』『教典』といったものは、『貞観政要』のように、読みづらい内容になっているのではないでしょうか。

もともと「教典」などと言われる書物の内容は、普遍的で素晴らしいものが多いと思うので、あとは今の時代に合った伝え方をするということが重要です。

ここからは、僕が中田敦彦さんのYouTube大学を見て気がついた、「難しい本の内容を伝える方法」を3つにまとめて解説していきます。

まきのり
ではいきまっしょい。
目次

難しい本の内容を伝える3つの方法

そもそも大前提として自分自身がその作品を面白いと思っている

中田敦彦さんの動画を見ていて、何度も飛びだす言葉があります。それは

「これ、めっちゃおもしろくないですか」です。

そうなんです。「YouTube大学」では、中田さん自身が本当に面白いと思ったものを紹介している場合が非常に多いのです。

まきのり
だからこそ、見ている方も楽しく興味をもって聞けるんだよね。
逆に自分があんまりだなって思っているものを伝えてる時って、なんとなく視聴者に分かっちゃうんだよね。

これは、大前提として私たち信仰者も心得ておいた方がいいポイントだと思います。

「そもそも信仰する教えを素晴らしいと思えているか」

それを見つめなおすいいチャンスかもしれません。(ちなみに僕は自信なし)

専門用語を使わずに、自分の言葉で語っている

中田さんは、『貞観政要』というとっつきにくいタイトルの本を、手を変え品を変えて視聴者に分かりやすい表現で解説されています。

その分かりやすさのポイントは「専門用語を使わずに、自分の言葉で語る」ということだと見ていて思いました。

例えばタイトルの『貞観政要』について中田さんは、はじめに「中国帝王学の最高傑作」と紹介した上で、さらに自分の言葉で何度も表現を変えて紹介されています。

そんな自分の言葉で語られている部分を3か所引用します。

中国の歴史上ナンバーワンの名君が、人生をかけて調べあげた「暴君の研究」なんですよ。
引用元:中田敦彦のYouTube大学

 

中国の現役皇帝が、本気で儒教やってみたていう本なの。
それが『貞観政要』

引用元:中田敦彦のYouTube大学

まきのり
ちなみに中田さんは、動画の中で「儒教」という言葉も「最高の道徳書」という分かりやすい言葉にかえてるよ。

 

とにかくもう李世民(皇帝)が魏徴(部下)に叱られるっていう本なんですよ。

それを皇帝がなるほどなって受けとめる本。
引用元:中田敦彦のYouTube大学

いかかでしょうか。
とても分かりやすい言葉で表現されているように感じます。

自分の中で『貞観政要』の内容をかみ砕いて、分かりやすく視聴者に届けているなと。凄すぎて真似できないと思いながら見ていました。

でも、こうして自分の言葉で伝えることが本当に大事だなと感じたのです。

身近なことに例えて話す

中田さんは、今の自分たちの身近にあることを用いて「たとえ話」を多用しています。

この動画の中で「トップになる前と、なった後ではやることが違う」ということについて紹介している場面があります。

そこでの説明が非常に分かりやすかったので、紹介します。

トップになるっていうことと、トップになってから治めるっていうのは全然違うことなんです。

生徒会長になるっていうことと、生徒会長になった後、学校を良くするって違うよね。

総理になるっていうまでの戦いと、総理になってからの戦いは全然違うと思わない?
引用元:中田敦彦のYouTube大学

 

こうして、学校のこと、政治のことなどに例えてもらうと現代を生きる僕たちにも共感しやすくなります。

信仰者である僕たちも、「たとえ話」を交えながら話すことを意識してみるのがいいかもしれません。

まきのりの視点 ~教組の教えは「大木」のようなもの~

教祖の教えに関して、僕が常日頃考えていることがあります。

それは教祖の教えは「大木」に似ているということです。

「大木」はとても価値のあるものですが、それだけでは価値を発揮できない場面も多くあると思うのです。

本当に僕たちが「大木」を利用しようと思った時、その木を誰か加工する必要があります。

例えば「大木」を伐り、さらに細かくし、乾かすことで「薪」ができます。

誰かが手間をかけることで初めて誰かを温めるといった人の役に立つものに変わるのです。

同じように、教祖の教えも、とても価値のあるものです。

しかし現代の私たちが味わうときには、その内容を誰かがかみ砕いて、ちょうどいいサイズ感で届ける必要があると思うのです。

それが我々、信仰者の役目ではないでしょうか。

そういう意味で、今回紹介した中田さんのやっていることは、非常に参考になると思います。

まとめ

今回は、中田敦彦さんのYouTube大学で紹介されていた「【貞観政要①】帝王学の最高傑作!家康も愛読した中国皇帝のリーダー論とは!?」を参考にして話を進めていきました。

最後にここまでのまとめをします。

まとめ

オリラジの中田さんに学ぶ、難しい本の内容を伝える3つの方法

①そもそも大前提として自分自身が、その作品を面白いと思っている

中田さんは、YouTubeのなかで「これめっちゃ面白いと思いませんか」を連発している。

 

②専門用語を使わずに、自分の言葉で語っている
自分で紹介している作品の内容をかみ砕いて、読者に分かるかんたんな言葉を使っている。

 

③身近なことに例えて話す

昔の話を身近に感じてもえらえるように、現代にあるもので例え話を作っている。

まきのり
中田さんの動画、他にも面白いものがいっぱいなので、オススメです。

以上、「【信仰者にオススメ】オリラジの中田敦彦さんに学ぶ、難しいことを分かりやすく伝える3つの方法」という話でした。

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